TOPIK I 1級・2級

TOPIK I聞き取りの練習方法

聞き取りは、音をたくさん流すだけでは安定しにくい分野です。TOPIK Iでは、聞く前の準備、聞いている間のメモ、聞いた後の復習を分けると点数につながりやすくなります。

聞く前の数秒で、見る場所を決める

聞き取りで差が出るのは、音声が流れている時間だけではありません。 音声の前に選択肢を見て、何を聞けばよい問題なのかを決めておくと、最初の一文を落としにくくなります。

写真や絵がある問題では、人物、場所、動作を先に確認します。文字の選択肢がある問題では、 金額、時間、曜日、場所、次の行動のどれが違いになっているかを見てから聞きます。

選択肢の差が、聞くポイントになる

聞き取りでは、音声が始まってから初めて選択肢を見ると遅れます。 たとえば選択肢がすべて場所の違いなら、会話の中で場所を聞けばよいと分かります。 金額の違いなら数字と単位、次の行動の違いなら最後のやり取りに集中できます。

全部を聞き取ろうとしなくていい

TOPIK Iの聞き取りでは、会話全体を一語一句追うより、用件を取る方が大切です。 誰が、どこで、いつ、何をするのか。金額や時間が出る問題では、数字と単位をセットで聞きます。

分からない単語が出ても、その単語に引っ張られすぎないようにします。次の文で理由や結論が出ることも多いため、 最後まで聞く姿勢を崩さないことが大切です。

数字・場所・次の行動は、特に注意する

TOPIK Iの聞き取りでは、値段、時刻、日付、階数、電話番号のような数字がよく出ます。 숫자だけを聞くのではなく、원, 시, 분, 층, 번 のような単位まで合わせて聞くと、選択肢を選びやすくなります。

会話問題では、最後に「これから何をするか」が問われることがあります。 約束を変える、店へ行く、資料を準備する、電話をかけるなど、会話の結論になる動作を意識して聞きます。

復習では、聞こえなかった理由を見る

解いた後は、スクリプトを見て「知っている単語なのに聞こえなかった部分」を探します。 単語の意味を知らなかったのか、連音や発音変化で聞き取れなかったのかを分けると、次にやる練習が変わります。

正解した問題も、偶然当たったものは復習対象です。選択肢の根拠を言えるかどうかを基準にすると、 模試で点数がぶれにくくなります。

10問演習は、同じ問題を二度使う

1回目は本番と同じつもりで解きます。2回目はスクリプトを見ずにもう一度聞き、 どの単語が根拠だったかを確認します。最後にスクリプトを見て、聞こえなかった部分だけを短く復習します。

聞き流しだけで終わると、分かったつもりになりやすくなります。 10問の中から1問でも「次は聞ける」と思える箇所を作る方が、次の演習に残りやすくなります。

読解力も聞き取りの点数に影響する

聞き取り問題でも、最後に選択肢を読んで判断します。選択肢を読むのが遅いと、音声を聞く前から不利になります。 短い韓国語の選択肢を素早く読む練習は、聞き取り対策にもなります。

模試では、点数より失点パターンを見る

模試を解いた後は、正答率だけで終わらせず、どの種類の問題で落としたかを見ます。 数字、場所、目的、内容一致、次の行動のように分けると、次に練習する範囲がはっきりします。

連続して間違える問題タイプがある場合は、模試を増やす前に10問演習へ戻ります。 聞き取りは量も必要ですが、同じ聞き逃しを放置しないことが本番形式の安定につながります。

次に読む・使う